いよいよ明日になりました。コロナ感染者の増加に歯止めがかからない中での開催には一瞬躊躇しましたが、杉並区から支援されている助成金はコロナ後を見据えた「新しい芸術鑑賞様式助成金」なので、開催することが助成金の趣旨にも会うであろうということで開催することにしました。明日お会いできることを楽しみにしています。

本日ホールで打ち合わせをしてきました。入場者数はキャパの半分、ということで、キャパ150名限定となりました。

このコンサートは杉並区の新しい芸術鑑賞助成金指定事業として承認されました。当初の目論見通り、助成金とクラウドファンディングによってコンサートの予算を賄う形となりました。大規模なジャズフェスティバルに企業のスポンサーが付くのとは若干様相が違いますが、ジャズを愛する皆様に資金支援いただくことで「ジャズの生演奏を聴いたことのない不特定多数の方にジャズの生演奏を聴く楽しみを経験してもらう」ための無料コンサート、すなわち無料お試し体験をしてもらうことで、今後生の演奏を見てくれる人を一人でも増やそう、という試みです。出資したいただいた方はチケット購入うとは違う「スポンサー」となります。自らが「出資したコンサート」で不特定多数の方が音楽を楽しむ客席風景を見る、というスポンサー冥利的な気分を経験できる「コト消費」の新しい形とも言えるかと思います。ご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

今回のメンバーは
辰巳哲也、田中充(tp, flh), 堂本雅樹(tb), Steve Sacks(as), 江澤茜(ts), 井出慎二(bs), 駒村光(g), 守屋純子(p), Mark Tourian(b), 勘座光(ds)
です。ジャズをメインとしつつ東京の音楽シーンで精力的に活躍している素晴らしいプレイヤーを揃えました。