山田稔明『新しい青の時代』限定アナログ盤

活動報告

クラウドファンディングの始まり/今日までの道程

2018-04-01

2018年1月、年頭の抱負として、いくつかの目標のひとつに「『新しい青の時代』アナログ盤リイシュー」がありました。もうひとつはGOMES THE HITMANの未発表アーカイブスをCDにまとめる、ということで、それはバンドのミーティングで実現しそうだなと思ったのだけど、やはりアナログ盤制作はコスト的にもなかなか踏み切れない。二つ折りダブルジャケットは諦めて、通常のシングルジャケットにすれば、と弱気になったり、「いやいや!CDパッケージをそのまま大きくLPにしないと意味がない」と考え直したり。そんなときにクラウドファンディングのことが頭をよぎりました。 古くからの知り合いのAさんが音楽専門のクラウドファンディングの会社を立ち上げたことは以前から知っていて、一度話を聞いたことがあったのだけど、具体案を持って相談したのはこれが初めてで、1月中旬に僕が連絡をして、その翌週には渋谷で打ち合わせの時間を取ってもらった。とても分かりやすく説明をしてもらって、良い予感がした僕はその2日後にアナログレコードを作っている東洋化成まで出かけて担当者の方と顔を合わせて費用のことなど詳しい話をしたのです。現実的で無理のないプロジェクトだと思った僕は『新しい青の時代』アナログ盤リイシューを初めてのクラウドファンディング に託すことにしたのです。 知識としてはわかったつもりでいても、実際に動き始めてみると新鮮な驚きがいろいろあって、44歳にもなって新しい試みをするというのはいい体験だなと思います。2月以降はパソコンを持ち寄ってTWIN MUSICのAさんにいろいろレクチャーを受けながらサイトの立ち上げ、テストを繰り返します。サンプル音源なども聴けるようにしました。ダウンロード販売の項目があって、そこには今となってはとてもレアな24分に渡る語りの解説アルバムを準備、初めて耳にする人も多いかもしれません。 3月31日は朝から大忙しでした。文章・文言はすべて僕が書いたもので、文責はすべて山田にあります。誤字も脱字も僕のせいです。分かりやすく伝わるかどうか、それは逐一今後も修正していきたいと思います。23時を回ってAさんと連絡を取りながら、24時の公開を待ちます。これまで秘密裏に進めてきたプロジェクトだったので、ファンの皆さんにはどのように受け止められたでしょうか。説明不足なところもあるかもしれませんがぜひサイトを隅々まで見ていただいて、僕の夢だった『新しい青の時代』のアナログ盤レコード発売までぜひお付き合いくださいますように。 4月1日ですが、これはウソではありません。

クラウドファンディングの始まり/今日までの道程