今回の２０周年企画は、スウェーデンのプロデューサー ダグラス・カー氏との再会から遡ります。 私のデビューアルバム「From The First Touch」のプロデューサーであり、私のベースを作ってくれたダグラス。 18年もの間、「いつか彼とまた仕事がしたい」と思いながら、遠くスウェーデンに住むダグラスと連絡を取る術もなく、ただただ自分の頭の中だけでその願いが浮かんでは自ら無理だなと諦め、、、ということを繰り返していました。 そんな中、SNSの時代に入り、ふと数年前にFacebookでダグラスを探してみよう！と思い立ったんです。 すると、すぐに発見！（笑） しかし、私のことを覚えているだろうか？拙い私の英語の文章で通じるのだろうか？！と恐る恐るメッセージしてみると、これまたあっさり返信が！！！ 「もちろん君を覚えているよ。」と。 あまりに興奮して、これまた破茶滅茶な英文で返してしまったと思うのですが、その後もやり取りが何度か続いて、、、ダグラスがちょうど仕事で東京に来る機会があるというメッセージが送られて来たタイミングで、それじゃあ会おうよ！ということになったのです。 本当に不思議なものです。あんなに思い悩んでいたのはなんだったのか、、、この年月を巻き返すようにトントン話は進み、昨年ダグラスと東京で再会。 18年前と変わらない彼は、とても気さくにこれまでの事や今のお仕事のことなど話してくれて、あっという間に時が経ちました。そして最後に、ダグラスへ勇気を出して「私の２０周年のアルバムでまた一緒に作りたい！」という思いを伝えると、「もちろん！曲ならあるよ」と、彼のデモが入ったUSBをその場でプレゼントしてくれたのでした！！！ きっと彼は私が連絡を取った時から分かっていたのかも知れませんが、本当に粋な人です。 この瞬間から２０周年プロジェクトは少しずつ動き出していきました。。。。 つづく