△0 Trio Zeroファーストアルバム「Energetic Zero」制作プロジェクト

活動報告

レコーディング直前ライブ@南青山Z.imagine(動画あり)

2020-03-12

レコーディング前ラストライブ、やってきました! 橋本学・伊藤志宏・織原良次、録音会場である南青山Z.imagine。レコーディングと全く同じシチュエーションです。 通常ライブ前サウンドチェック時に、演奏しながらのモニターや外スピーカーの調整をお店側にお願いするのですが、昨日は一切しませんでした。 その理由は、このレンガ壁の部屋の響きとマネージャー渡辺さんの音響調整により、我々の理想的な音が得られるからです。 渡辺さんは前店舗の時から15年中14年くらいは我々の音楽を聴いて下さっているため、このTrio Zeroの音像と残響感を知り尽くしています。 世間ではコロナウィルスの危険が叫ばれイベント・ライブハウスに対してかなりの逆風が吹いている中、昨日はいつもと変わらぬお客様の数。こんなにありがたい事はないです。 昨日は「一万年落下」「タビビトノキ」を久々にやりました。「一万年落下」は梨木香歩さんの小説「裏庭」に出てくるセリフから着想を得ました。 「私たちはどのくらい落ちていってるのかな」 「今一万年くらいだよ、たぶん」 確かこんな。 しかし、この曲構成は異常(笑)。途中部分のドラムループは演奏していて頭がおかしくなりそうです。 激しい曲が終わると息が上がるのは、予定されていたツアーが中止になり久々のライブだからだと思いまして「ツアーが中止になって久々のライブで」とMCで2回話してしまい、織原良次にツッコまれました。おじいさんかよ(笑)。 もう音楽的な詰めはやらなくていいような気がする。あとは録るだけ。今が最高なので。 このバンドをやっていて良かったな、と思います。志宏は、MCで自分と織原が話しているのを横で見ていて同じ事を思ったそうで。 我々の世界はロックバンドと違って個人個人で様々な活動をしているため、メンバーは日々それぞれアップデートしていきます。会うのも久々、お互いに近況報告をし、コロナウィルスの影響など情報交換をしました。 メンバー3人でアップデートの内容も違うし、各人家庭もあり、僕なんか長野県民だし、でもその違いを受け入れ楽しむ。受け入れるという事がお互いに共有できているため、めちゃくちゃ居心地がいいです、僕は(笑)。組んだ時にそういうメンバーを選んだのだと思います。 人間的に「違いを楽しめる」ができれば、音楽でそれができるから。 昨日の「雪閃」とか、めちゃくちゃ自由だなと思います。相当な信頼関係がないとこんな音楽にはならないなあ。 撮影した最新の動画をYouTubeにアップしました。 https://youtu.be/__O3assJOes 「13 years」「タビビトノキ」「ブロッケンの妖怪(ベースソロ)」「一万年落下」「雪閃テーマ」「雪閃アドリブ部分」です。