△0 Trio Zeroファーストアルバム「Energetic Zero」制作プロジェクト

活動報告

我がホーム南青山 Z.imagineについて

2020-03-18

Trio Zero録音会場のZ.imagineさんとはもう切っても切れないチームです。 初めて訪れたのは安田芙充央(ふみお)(p)さん、加藤真一(b)さんとのトリオでした。 映画音楽やオーケストラ作品、写真家アラーキーとのコラボで有名な安田さんの音楽があまりにぶっ飛びすぎていて大変に刺激的な夜でしたが、会場は外苑前の旧店舗、洋風の古城の地下牢のような内装、音の響き、あまりにも一目惚れしました。 終了後、誰が責任者かわからず、それっぽい年配の方に「ここで僕のバンドをやらせて下さい!」と直訴したら「はーい、いつでも大歓迎ですよー!後で連絡下さーい」渡された名刺を見たら、何とZ.imagine親会社の現音舎・横田会長でした。会長にブッキングの連絡したのはそれっきりだなあ。 もちろん普段は横田会長はいなくて、出演して1年程してお店のマネージャーに渡辺一慶さんが就任しました。 渡辺さんは音響エンジニアリングが素晴らしく、我々ミュージシャンが気づかないようなPA的気配りをして下さいます。 ドラムの横にあるハンド・マイクも曲中はリヴァーブ多め、MCはオフと演奏中もフレキシブルに対応してもらえます。 ただ優秀なスタッフ・マネージャーであるだけでなく、音楽がめちゃくちゃ好きなのが伝わってくるからいっぱい話してしまいます。 あと店のカラーがまずノンジャンルである事。チャージ額や演奏時間を全てミュージシャンに委ねてくれる所が自分にピッタリで、トリオを解散して2年間ソロやセッションをやりましたが、会場はずっとこちら外苑前Z.imagineでした。 Z.imagineはビルの老朽化に伴い現在の南青山に移転しましたが、基本方針や内装、そして音響がやはり自分にドストライクです。 レコーディングしたいなぁって10年くらい言い続けていたら渡辺さんが「うち(現音舎)で何か協力できることないかなあ〜この店で録りませんか?」と提案して下さいました。 録る時に僕が一番気にするのがスタジオの生音の響き。コンクリと木とスポンジと、色々なスタジオの壁がありますが、「ボコボコした石」の音の反響が僕は一番好みなのです。 Z.imagineはレンガと漆喰、言うことない理想の反響・残響です。 よし、この店で録ろう!! 現音舎には246スタジオという立派なレコーディング・スタジオがありますが、やっぱりZ.imagine大好きなのでそっちでやります。お陰でライブ・レコーディングが実現します。限定30席、「洞の宴コース」あと16席受け付けています!