△0 Trio Zeroファーストアルバム「Energetic Zero」制作プロジェクト

活動報告

ただ1曲、ドラムが最初にできた曲

2020-03-20

以前お話しした通り、僕が作曲する時、自分がどんなドラムを演奏するかのイメージはほぼ無いです。メロディと和音と、簡単なグルーヴ(16ビートかスウィングか、ジャジーなeven 8か)しか現場に持って行きません。 ただし1曲だけ「こんなドラムが叩きたい!」ために作った曲、それが最新曲「13 years」です。 こんなドラムとは「3点セットのみの複雑ランダム系16ビート」とでも言いましょうか。 ルーツはまず、タワー・オブ・パワーのデヴィッド・ガリバルディです。 https://youtu.be/saPLtJEsJcs この曲、ジャズ研時代にコピーバンドやりました。 次にハマったのが、最近の話。マイク・クラークというドラマーにハマりました。 ジャズお好きな方ならご存知の曲かもですが、ハービー・ハンコックの「アクチュアル・プルーフ」のドラマーです。 https://youtu.be/i-3v0NN3FNo 信奉者の多いガリバルディに対してマイク・クラークを信奉するドラマーに出会った事がなく、その理由は、あまりにもランダム・分析不能というか「コピーしたくなるような決まったフレーズが見当たらない」という事かなと思われます。 僕は今頃ハマっちゃいました。 なんつうか、「バックビートって何?」みたいな常軌を逸したランダムさで、「カメレオン」等で聴けるハービー・メイソンのドラムの方がよっぽど真人間に感じます(笑)。 まあでも、別にコピーしたわけでもなく、「13 years」のドラムは「こんな感じのランダム16ビート」を橋本学フィルターで演奏していて、そのドラムの感じから曲を作っていった当バンド唯一の曲です。 先日のダイジェスト動画の冒頭の曲が「13 years」です。↓ https://youtu.be/__O3assJOes