コンソールルームで録音をチェックするメンバー。
卓の前に座っているのは、今回録音エンジニアをお願いした芹澤薫樹君。
本来ベーシストの芹澤君ですが、最近はエンジニアとしても売れっ子！。
今作品でも素晴らしい仕事ぶりでした。
さてさて、結果はどうなりましたでしょうか？。
お楽しみに！。

今回、一曲だけ全員で(簡単ですが)コーラスを録音しました。
人数感を出すために2回、同じことを録るのですが、さらに定位(聞こえてくる方向)を変えるためにマイクの周りをメンバーがぐるぐる移動。
動画に撮って早回しにしたら面白かったかも
(笑)。
どの曲でこのオバタラ合唱団の美声が聴けるのか？。
それはCDをお楽しみに！。

パーカッションは大儀見元。
言わずと知れたパーカッション、ラテンミュージックの神。
今回も沢山の楽器を駆使して全曲魔法をかけてくれました。
ずっとやってみたかったビートルズナンバーではその美声も堪能することができます。

「リーダーがSNSに、"正直、今回の作品は凄い！" と投稿していたけど、この一言に尽きると思います。

あと、全曲いい曲！
泣けちゃう人、絶対いるはず。

さらに、大好きなThe Beatlesのあの名曲を歌わせていただきました。

間違いなく、みなさんの愛聴版になることでしょう。」
by大儀見元

ドラムは岡本健太。
自己のWu-Xingや熱帯JAZZ楽団を始め、彼も今や引っ張りだこのミュージシャンです。
親子ほど歳の離れているメンバーの中で、今回とても健闘してくれました。

「全員で音を出した瞬間にすでに、これは只事やない、凄いことになるぞという確信がありました。
そして録音が終わった後も毎日みんなで音や曲順について妥協する事なくディスカッションし、歴史に残るであろう作品に仕上がりました。
アルバムを購入して頂いた折には、『1時間』オバタラセグンドの為の時間を作って頂き、一枚通してオバタラセグンドの世界を旅して頂きたい。」by岡本健太

ベースはコモブチキイチロウ。
安定感抜群のプレイはご存知の通り。
絶妙なタイミングで繰り出されるトゥンバオ(ラテンのベースパターン)には思わず身体が動いてしまいます。

「レコーディング合宿の数日間、朝から晩まで音楽に浸った至福の時間でした。
それぞれが意見を出し合いひとつにまとめあげる作業は正に密な時間。
見通せない霧の先にも確かな未来を信じていけるのは長い時間ツアーやライブで共有し培った固い連帯感に他なりません。これこそはバンドを経験したものにしか解らない宝物です。バンドの「祈り」の詰まった新作アルバムを是非皆様にお聴き頂けたら嬉しいです。メンバー、スタッフ、バンドを応援して頂いている方々に心から感謝致します。」
byコモブチキイチロウ

ピアノは伊藤志宏。
今やスケジュールを押さえるのが不可能になりつつ超売れっ子。
親しみやすいキャラクターとは裏腹にピアノは凄まじく美しい。
そのギャップがウケるんでしょうか？。

「自分を拾って育ててくれたと言っても過言ではないオバタラセグンドの新譜が完成しました。
百戦錬磨のメンバーが持ち得る知恵と技術の結晶です。
そこに自分が参画できた事に誇りとこれからのバンドの躍進に期待を。
そして中路さんの長年の努力とバンド愛に心から敬意を」
by伊藤志宏

それでは今回からレコーディングに参加したオバタラ・セグンドのメンバーを1人ずつ紹介していきます！。

飽くなき挑戦を続けるギタリスト、鈴木禎久。
今回は2曲、オリジナル曲を提供してくれました。
メロウなクリーントーンから天を突き抜けるようなギターシンセまで、縦横無尽なプレイで大活躍です。

「バンドで曲をどう演奏するか？についてメンバーでこんなに意見を出し合ったことは過去無かったかもです、それぐらい濃密で有意義な時間を過ごしました。映画化したいぐらいです(笑)。」
by鈴木禎久

各メンバー、スタッフ、次々にレコーディングのための準備を進めていきます。
オバタラ・セグンドをスタジオで録音する場合、一度全員で同時に録音し、修正が必要なパートがあればやり直し、まずリズムセクションを完成させます。
トロンボーンやヴォーカルは曲のガイドとしてしか演奏していないので、後から本番テイクを録音します。
ライブの一発録りとは違い、ずいぶん時間がかかる物なんです。

皆がセッティングしている間、寝そべって本を読む伊藤志宏。
サボっているのではなく、こういう時ピアニストって本当にやること無いんです。
うん、待つのも仕事のうちだ。
知らんけど。

1月某日、今回のクラウドファンディングに向けてオバタラ・セグンドのレコーディングが行われました。
その様子を特別公開！

録音させていただいたスタジオは群馬県前橋市にある夢スタジオ。
いくつかある中で我々がお世話になったのは写真の8番スタジオ。
上州名物のからっ風が寒い〜！。

そして続々とメンバー到着！。
沢山ある楽器をみんなで手分けして次々に運び込みます。