Manna & Mana ファーストアルバム制作プロジェクト

活動報告

リハーサル動画

2023-03-21

予告通り、リハーサル動画のハイライトです。 https://youtu.be/GqENx5nVgdM 1曲目で僕が叩いているのは、タングドラムという楽器です。音階が6つありますが、サティのジムノペディで使用できる音は和音的には3つだけだったので(他は不協和音になるので使用できず)、その場で耳元で確認して使いました。もちろん、レコーディングまでには楽器に目印をつけます。子供用木琴に「ドレミ」とシールが貼ってあるみたいな。見た目でわかる木琴鉄琴と違って、どれがドとかわからないんですよね。 あと動画の2分5秒くらい、リゲティの曲で使っているパーカッションは、大好きなインド人打楽器奏者トリロク・グルトゥが発明したスプリング・ドラム。小さな太鼓にバネが付いていて皮と銅に共鳴します。生音だとそれほどでもないですが、胴体に穴が開いており、そこからマイクで音を拾うと、まるで雷鳴のような響きになります。15年前くらいに買ったのに使い道がなくて(笑)ライブでもほとんど使った事がないですが、今回はようやく日の目を見そうです。 パーカッションって役に立つ音が出せれば本当に何でもありな世界で、僕はトリロク・グルトゥをはじめ沢山のパーカッショニストから影響を受けています。他はミノ・シネルやナナ・ヴァズコンセロス、アート・タンクボヤチアン、マリリン・マズールが好きですね。もちろん、比較的オーソドックスなドン・アライアスも最高に好きです。 トリロク・グルトゥはこんな人です。 https://youtu.be/DAw4Bk19w8g 冒頭でスプリングドラムを使っていますね。 その後のバケツ+水に色々沈めるのは、僕も20代の頃新宿ピットインでよくやっていました。