レコーディング会場・茅野市民館コンサートホールの下見
2023-04-12
本日はレコーディング会場の茅野市民館コンサートホールへ下見に行ってきました。 こちらをレコーディング会場に選んだ理由は以前にも述べましたが、本レコーディングのエンジニア松下さんとのメッセージのやりとりの中で「この会場をエンジニアの先輩が使ったそうですが、よかったそうですよ」と提案された事でした。 こちらでイメージしていたのは高崎のタゴスタジオ、河口湖スタジオ、東京のスタジオDedeなどレコーディング専門スタジオで、松下さんにもそういうお話をしていました。そんな中での上記のメッセージ。茅野市民館コンサートホール!? 僕らの居住地の最寄りという事からの提案かもしれませんが、茅野市民館のコンサートホールといえば真菜さんが「ユグドラシル」という名のシリーズで昨年コンサートを複数回やっていた会場!それを東京在住の松下さんに提案された。こんなピンポイントな事ってあるのか??こりゃもうここでやるしかないじゃん! というわけで本日下見に行ってきました。何と松下さんも機材確認などで下見に来て下さいました。溝口恵美子groupの大阪レコーディング以来お久しぶりです! コンサートホールは真菜さんのコンサートを聴きに来て以来。ステージに上がるのは「八ヶ岳ストリーム」のリハーサルに来て以来でした。ホールだと大音量は凄く難しいのが一般的ですが、八ヶ岳ストリームの時は大変演奏しやすかったです。 しかしながらデッド(響かない)すぎず、気持ちよく響く会場です。 70数枚のCDレコーディング経験上、スタジオが響かない音響の場合、自分のタッチと実際の録音結果に最も解離があり、満足のいく音にするのが難しいです。 自分のバンドTrio Zeroを青山ジマジンのステージ上で行ったのは、ジマジンの部屋の響きが東京で、いや全国で、いや世界で最も好きな音響だからです。好きというか、Trio Zeroにぴったりだから。 茅野市民館コンサートホールは、ピアニッシモが気持ちよく響きフォルテッシモも気持ちよく抜ける会場だなあ、と今日改めて思いました。ステージと部屋の形状、ステージ向かいの壁の材質が重要な要素だと思います。ちょっと特徴的です。 今まで演奏したホールの中では埼玉・深谷のエッグ・ファーム・ホールがもんのすごく気持ち良い演奏しやすいホールですが(世界一なんじゃないかと思っていました)、ここ茅野市民館コンサートホールもそれに匹敵するんじゃないかな? こりゃあヤバいレコーディングになりますよ、きっと!