横沢ローラと工藤拓人の新ユニット「オノマトペル」全国リリース盤1stアルバム制作

活動報告

怒涛のボツ案! オノマトペルクラウドファンディングに際して。

2018-06-06

CDって、ちゃんと売れば元が取れるものだから、自分でちょっと頑張って出したって本当は良いものだと思う。金額大きいから勇気はいるけれど、そういうもんだ。だから、「なんで人のお金に頼るの?」っていうご意見もごもっともなのです。 でも、私にとっては、みんなからの気持ち、応援のお金を預かるって、その価値、重さ、想いが全部、灯したろうそくのように。または「元気玉」のように私たちに届いて、みんなに参加してもらって作品を作る。完成したときの喜びはきっと、一人で、またはどこかからぽんとお金をいただくより、今回の、二人ともにとって人生初の自分たちのCD発売という意味では、とても大きいと思っております。 というわけで実施するんですが、 どうしたら、何だったら、みんなにも、ワクワクしてもらえるような「商品」というか「コンテンツ」になるだろうか。クラウドファンディングは、ただの「CDの先行予約システム」じゃないのです。少なくとも私にとって。 自分たちにどのくらいのファン、またはファンじゃないけど支援者の方がいるのか。もしかしたら友達だって、まわりのミュージシャンだって応援してくれる。それに全力で応えるのだ。 「先行予約システム」じゃなくて基本的には「応援」の色が強いものなので、金額的には等価交換じゃない。 私たちのCDは5曲入りになる予定だから、一番安い「オファー」の3000円より、販売価格は安いはずなのです。 CDの価格に少し「応援の気持ちと値段」を上乗せしても、 「ほら頑張れよ!」   って言ってくれるような。 「ふふ、仕方ねえなあ!応援してやっか!」   みたいなのでも、 「面白そうなことやってるな、どれどれ見てやるか」   でも、 「参加」しようかな、この人たちの企画楽しそうだもの」   って思ってもらえたらどんなに良いか! と、….思うんだけど、難しいのですね、本当に! 以下、ザックザクと、ボツにしていった、今までの「クラウドファンディングオファー案」です。笑 え、それ、ボツなの?俺けっこう好きだけど? とか、あったら教えてほしい。笑 クラウドファンディングを楽しい、やりたいと思う根底には、やっぱり人と人とつながる、思いがつながる、みたいなのは、私たちの活動の原点にあるからかな、と思うからです。 でもミュージシャンだから、誰かの手と手をとって、ハイつながって!とは出来ない。 ジャミロクアイのVirtual Insanityが札幌の地下街にインスパイアされて生まれたように、曲づくりって、土地とか人とか文化に如実に影響受けるなと思います。   実際、私のルーツである岩手県、花巻市で宮沢賢治の本のことばっかり考えていた半年後に「銀河鉄道の夜」とリンクした曲が生まれ、「どんぐりと山猫」をモチーフにした曲が生まれ、徳島の阿波踊りを間近で見た翌週に、「百鬼夜行」の歌詞を書いたわけです。リレーのようにつながって、作品を生んでいきたい。 これらは全部、「オノマトペル」の曲になりました。 「百鬼夜行」が阿波踊りにインスパイアされて生まれた曲だから、ミュージックビデオも徳島にいって撮りたかった。 日本人として、誇りに思う文化、人、昔からある日本のお話…民話、寓話…、私は外国人顔ですが根っからの日本人なので、日本人として嬉しいなあ、誇りだなあと思うことを自分なりに形にしたいし、広めたいし、繋げたいなと思います。徳島だけじゃなく。媒介していきたい、蚊みたいに。あ。よくない例…。 ボツ案1! さてボツ案シリーズ。 あぁ、これ、やりたかった...実にやりたかったし、そのうち、やる! 「人数限定のシークレットライブ」 私と拓人くんの「大好きな」人たち、例えば贔屓にしているお店のシェフ&バーテンさん、さらにものすんごい料理上手な友人ミュージシャン、たくさんお世話になったライブスペース、横沢ローラおすすめの料理研究家さんの特性パエリアとワイン、などなどみんな呼ぶ! 会場は、自分たち好みの照明と飾り付け、いやいやあの照明作家さんか、あのステージ演出家にお願いしようか…、あぁ、私の家は照明だらけだからいろいろ持って行って飾り付けもできるな、ライブを週末の早い時間にして…、後は打ち上げにして、みんなで飲んだりして、あぁなんて楽しいんだ。 限定40名で、ご飯&ドリンクとライブ、応援価格だから..3〜40名マックス、限定で…6000円ぐらいだろうか。 いやーお酒もご飯もだからもうちょっといっちゃうかあ… 私、気が早いからもう、各所に見積もりとったりしてね。 でも…。「招待ライブ」なんだけど、クラウドファンディングって「これ申し込んでね!」って言えないから、みんなが他のオファーを購入したら..10人しか集まらなかったら.. 大赤字です! そんなわけで今回は断念です。 ボツ案2 いやーこれも実にやりたかった、し、私らが...もうどのユニットでもいいよ、私単体でもいいから大人気になって、どこでライブやってもわんさか人が来るなら、やりたい! 「オノマトペルと行く ! 2泊3日秘境ツアーライブ」 これはね。候補は数カ所ですが、第一希望は夏、徳島県東祖谷の古民家にて。 東京からも北海道からも福岡からもみんなが来るとして…集合は徳島駅だなぁ。 小さなバスを貸し切って3時間半。 バスの中でみんな仲良くなります。私がアメリカに住んでた頃に参加したコーラスツアーやYMCAキャンプの時みたいに、みんなで歌ったりゲームをしながら修学旅行みたいにして向かいます。 到着するのは、日本の秘境…平家の落ち武者達が、かつて追っ手から逃れて隠れ住むためにはるばるやってきた、深い山道のさらに奥、渓谷を超えた山のてっぺんを目指します。 追っ手が来たら橋を切って落とすという「吊り橋」が景勝地で有名です。 東祖谷「そや」とかいて「いや」と読みます。 てっぺんにほど近く。その古民家があります。桃源郷。 縁側に座ると、日本昔話みたいな景色が広がっているの。渓谷を挟んだ向こう側にちらほら見える家々には「おーい!」ってさけぶと、やまびこと一緒に相手の声も帰ってくる距離。 でもあっちがわに行くには、里まで降りて橋をわたり、また山道をのぼらなきゃいけない。 一番最寄りのコンビニまでは1時間です。 でもそこは時がとまったかのような楽園。そして、その古民家、レストランなんです。 ジビエ料理と、「野菜の重ね煮」の。 ジビエ料理体験もいいなぁ。「野菜の重ね煮」の料理を突き詰めるためにここに移住してきたシェフの話を聞きながら。思い思いの時間を過ごして、私たちはライブのセッティングをちょっとして。 ご飯を食べて、ライブして、またご飯食べる! よく朝は、その地域の住人達とブランチの会がいいな。不定期の日曜日に、そこのレストランでそんな催しをしているんだって。 私みたいな東京生まれ東京育ちの目からウロコが、ピンピン落ちまくる生活の話を聞けるのです。 一泊したら翌日は、カヌーかリバーラフティングに向かうのだ!そして夕方からは、東祖谷の花火大会に出かけたい。花火大会の途中で、行列になった、地元のみんなの阿波踊りが見られるのだよ。そして花火大会は、どんだけ近いのだろうかっていう、真上にどっかんどっかんあがるのを見たいのだ。 もう一泊して、東祖谷を出て…、徳島の見どころを、市内に戻るまで何箇所か見て帰る。 すっごっくおいしいすだちのムースをいただいたり、「潜水橋」や、マツコさんの番組でも話題になった、スプラッシュマウンテンみたいな橋を通ったりしながら、オノマトペルの「百鬼夜行」の撮影地でもある、「うだつの町並み」にも寄りたいな。 合宿みたいだ、ああもう毎年やりたいじゃないの。 でもボツになりました。もう誰も何も言わずボツになりましたね、私がとりさげたといってもいい。 だいたい「バス貸切」ってどんな規模じゃ。 申し込んだ人の日程どうやってあわせるの。 リバーラフティングとか、そんなにみんながやりたいわけじゃないよ。 世の中みんな忙しくてローラの旅行に2泊もつきあってらんないの! っていう、なんていうか自己つっこみ(工藤くんになったつもりで)により終了いたしました。 え−… だめ??どう?ダメかなーこれ。楽しいんだけどなあ… 2泊3日で、うーんとね、2万ぐらいでどうかしら!いや実現できないか…。(徳島までの交通費それぞれが出すっていう時点で無理か..)安い移動手段もいろいろお伝えするんだけどな...だめか..。 ええとボツ案3です。 シンプル。 「工藤拓人のピアノレッスン」 「横沢ローラのボーカルレッスン」 「オノマトペルとカラオケ行く権」 これ、要望があったんです。けど…、二人で3回ぐらい顔を見合わせて… 「やらなくて...いいんじゃない?」「いいよね..」となりました。 別にわざわざクラウドファンディングのオファーにしなくたって、個別に問い合わせてくれたらいいんじゃない? っていう。 いやいやでも、私たち通常レッスンもやってないしカラオケもいかないから価値があるんじゃないの?っていう提案だったんだけど、やってないのには理由があるのだ。 カラオケなんて何うたったらいいかわかんないし、行きたいけど何年も行ってないし。 レッスンは、私と工藤氏は、仕事の形態上、「定期的に決まった時間、都内某所にいなければならない」のが難しいので、、、難しいのですね。 たいして得意でもないことでお金をいただけないしね! まぁボツ1、2、3どれも、そういうことですよね。旅行代理店じゃないんだから、もちは餅屋かぁ。(えっ俺なら買うけどって人はフォームへ記入!笑)https://goo.gl/siyTeG さてボツ案4です。 「オノマトペルと食事会」 これもシンプル。 二人で2回顔を見合わせて、 「食事会…….ねぇ。」「誰が来るんだろうか」「うちら二人だけだったりして」「…凹むからやめようか」 的な流れ。 これね。そういう提案いただいたんですけどね。 「制作秘話」みたいなのとか作曲の話とか、「いつもはライブでしか会えないけどじっくり話せる」メリットみたいなのが、…その価値があるようなミュージシャンとそうじゃない人がいるのかもですね。 制作秘話みたいなのとか作曲の話なんかは、きっとブログに書いたりもするんですけれど、それよりも、今回のクラウドファンディングで「オノマトペル本」を作ろうと思っています。 さてこれは…「ボツ」になりませんでした!! といううわけで、次のブログに続きます。 これはもう、フリーペーパーとかの域を超えた「本」です。全36ページ、フルカラー! 私、本当は、大学出てから「編集者・ライター」になりたかったからね。本が作れるって夢のひとつです。それにしても作業大変だろうな….、絶対大変なんだろうな…。 なんでこんなに全力をかけてしまうのだろうか。 オリジナルの手書き譜面、試行錯誤したあとが見て取れる歌詞、全部。歌詞カード本とも言える。制作風景。挿絵も描くし、この曲は実はこういう背景があるんだよみたいなことも少しだけ書くかもしれない。この「オファー」には、未収録曲だって入るのです。 オリジナルのデモは、入れるか迷っているところ。 「百鬼夜行」という曲は、イッチバン最初に、工藤拓人先生が横沢ローラに送ってくれたインストバージョンの、難解な(しかし楽しい)ことといったらなかったんです。 なんだこりゃ、ボーカリストが歌う歌じゃないぞ!しかし楽しい、テンションがあがる!ってなったあの、インストバージョン。 いやー、あれは聞いて欲しいものです… でもほぼ、完成したそのまんまです。 そこに私が最初にいれた「気に入ってるのにぬるっとしたテンションの仮歌」、そこから結託してユニットが生まれて北海道の怒涛のライブを超え、とうとうレコーディングに至り、大好きなミュージシャンをお願いして、人生初の「自分たちの予算で自分たちのレコーディング」したときの、本番の演奏と歌の違いなどなど、比較して感じてもらえたらなぁ、なんて思うわけです。 あ、ボツ案じゃなくてオノマトペル本実現の話になっちゃったな。

  • ishi ishi

    シークレットライブ、1名予約宜しく(^^)v

  • Guest

    くーっあいかわらず嬉しいコメント。。。そんな方々が40名ほど必要だ。。。笑

  • Guest

    バス貸切の旅行、行ってみたい‼︎楽しいやろなぁ。実現するんなら、マジで日程の調整するけどな〜。

  • Guest

    そんな!ほんとに!嬉しい!!!!!
    いつかほんとにみんなを連れて行きたい...最小結構人数何人だろうなあ。。。