CMなどのレコーディングの話&今回の「サウンドロゴ」や作曲のイメージ
2018-06-10
さて、横沢ローラと工藤拓人、日々、いろんなミュージシャンのサポート、作曲、アレンジ、作詞、コンピレーションアルバムへの参加、CMやテーマソングなどを演奏したり歌っています。 CMってどんな感じなの? 私はどこの事務所にも所属していないので、完全にフリーランスのミュージシャンとして、ふとしたきっかけで出会ったいろんな方からオファーを受け、歌を歌っています。 中でもCMの歌は一番多く、本当に楽しんでやっている歌のお仕事のひとつです。 実は一度も「営業資料」を作ってどこかに売り込みにいったことはありません。 アメリカに住んでいた頃、あるCMの、綾瀬はるかさんが歌う予定だった曲の「デモ」を歌いました。 「デモ」とは、CMがクライアント(企業)へのプレゼンテーション段階で「こんなイメージになりますよ」といって聞いていただくものだったり、またはタレントさんが歌う前段階の「ガイド」だったりします。 結果的にそのアクエリアスのCMは、私の声もそのまま部分的にたくさん残してくださり、オンエアになりました。 初めて歌ったこのCMのデモを気に入ってくださり、CMのプロデューサーさんがまた「あの声の人に」といって発注してくださった時、わたしはすでに日本に帰ってきたばかり。そこからそのCMプロデューサーさんが私に頼んでくださったり、その頃その方のアシスタントをしていた方が今や別の音楽プロダクションを立ち上げ、または作家として活躍しはじめ、それぞれが独立していくにつれ、私にもオファーをくださる方々が増えていった…という形だったり、単純にライブなどで偶然知っていただいた方がその後、いろんな歌のお仕事をひろげてくださる場合が多いです。 CMの歌を仕事にするのは、私にとっては本当にありがたいこと。 前もって歌のデータをもらえることはあまりないので、全てはスタジオに到着してから。 スタジオに到着した時点でメロディが決まっていないこと、英語の歌詞を考えることもあります。アドリブ的に歌ってメロディが決まっていく場合も。プロデューサーに信頼してもらってる気がして嬉しかったりします。 そんなふうにいろんなテイスト、アドリブを委ねてもらい、いろんな人格の「声」に挑戦することによって、 私のCMやスタジオミュージシャンとしてのスキルが(きっと)上がって、突発的な要望に応えて歌うことにはとても自信がついてきました。プロデューサーさんたちに育ててもらえた部分で、本当に感謝しています。 さて。 今回の私たちのユニット「オノマトペル」のクラウドファンディング内には、ちょっと似ている「作曲系」のオファーがいくつかあります。 見た目は似ちゃったかもしれないのですが、実は全然性質がちがうものを、のせています。 まずは 「あなたへの短い曲を番組に」 このオファーは、「ラジオ番組を覗き見したみたいな映像」という形でお届けする予定なのです。 「サウンドロゴ」「作曲」の高額オファーと比べるととってもラフなイメージです。 サウンドロゴ、作曲のほうはいつも私たちが仕事として受けているクオリティと手順で、いわゆる「ちゃんとした製品」としてお届けします。 Aタイプ、Bタイプなどを提案し、イメージが違ったら微修正もして納品します。こちらは後ほど説明します。 「あなたへの短い曲を番組に」のほうは、曲を作る過程も含めてお届けします。 例えば…。 「自分をテーマにして何か作ってほしい」 「彼女をテーマに..」 「ひまわりが大好きな娘に誕生日プレゼントを届けたい」 「ご両親の結婚記念日にサプライズでプレゼントを届けたい」 「お店の開店祝いになにか届けたい」 みたいなケースの場合、オファーを購入してくださった方からのご要望を、加味しつつ。 もしかして電話でインタビューするかもしれません。 サプライズなら、サプライズとして作ります。 撮影・録音はiPhoneで、5分とか10分以内程度の「番組」にまとめます。 きっと「あなたをテーマ」にした番組の場合、あなたのサウンドロゴから始まるのがいいかなと思っています。 「ひまわりが大好きな娘さん」ならひまわりという単語を歌詞に組み込みたいな。…。。。などなど。 そんな試行錯誤のようすも撮影・編集して、あなたのテーマでサウンドロゴ(または短い歌・替え歌など)ができるまでをまとめ、最後は「番組提供者」としてあなたのサウンドロゴで終わる、というような形になります。 動画は、例えば結婚式の会場で流す、youtubeのリンクで誰かに送る、など状況に合わせて編集したものになります。 歌、演奏はiphoneを使っての一発録音(動画)で、ここのクオリティが、「サウンドロゴ」プラン「作曲」プランとは異なります。 どのプランで作成した曲も、youtubeやSNSなどで自由にシェアしていただいて構いませんし、演奏していただくのも大歓迎です! (販売する、本格的にTVCMとして広告をうつ、JASRACに登録する、などの場合の著作権はオノマトペルにありますが、それ以外のWeb展開などはご自由にどうぞ!) それでは…、「サウンドロゴ」オファーと「作曲」の「本気プラン」たちのことをご紹介します…!! 「サウンドロゴ」や「CMソング」は、作曲家・シンガーに届くまでだいたいこんな流れで作られています。 クライアント ↓ 広告代理店などに発注 ↓ 代理店数社がコンセプト、 ここで音楽プロデューサーや監督さんが 映像の絵コンテや音のイメージなどの案をプレゼン (イメージに近い曲などをさがしてきてあてたりします) ↓ 通ったコンセプト・音のイメージ案で作曲家・シンガーなどが デモ案を作成、プレゼン(Atype, Btypeなどいくつか) ↓ タイプ決定、本番歌唱 こんな感じをオノマトペルと購入してくださった方とのあいだで、相談したいなと思っています。 購入者とコンセプトを相談、 音のイメージなど必要な場合提案 ↓ 決定したコンセプト、音のイメージで作曲、歌唱、プレゼン(Atype, Btype) ↓ タイプ決定、本番歌唱 歌唱、録音は、通常横沢ローラ&工藤拓人が音楽プロデューサーに提出する 音質・クオリティでお渡しします。 例えばこんな場合にオススメです! 「オノマトペルに作曲を依頼したい」(シンプル!) こちらは、シンプルにあなたがくださった題材を参考に、オノマトペルのフィルターを通し、 オリジナルな世界観やストーリーを組み立てて曲にします。具体的な名前などはあえて使わずに、 ひねった曲になる可能性もありますが、それについてもご相談します。 そのほかに、 「社歌を作りたい」 「地域のブランディングソングを作りたい」 「家族の思い出などを曲にしたい」 「ショートムービーなどにあった曲を作って欲しい」 「自分で作詞した歌に曲をつけてほしい」(歌詞は少し整理する相談をします) 「Youtubeチャンネルなどに使える曲がほしい」 「自分のお店・商品の宣伝ソングを作りたい」 また、イレギュラーですが、横沢ローラ、工藤拓人が監修してあなたが演奏・歌を歌いたい場合も相談してください。(スタジオ4時間のあいだでできることを超えそうな場合は別途ご相談します、ことを踏まえて) 「自分が歌った歌で完成させてほしい」 などもありかもしれません。 CMなどはだいたい、3ヶ月や1年などで利用更新料などがかかるのですが、今回の作曲はクラウドファンディング用特別企画! 販売する、本格的にTVCMとして広告をうつ、JASRACに登録する、などの場合の著作権はオノマトペルにありますが、それ以外のWeb展開などはご自由にどうぞ! 価格内に含まれるものはある程度流動的に対応します! ぜひご相談ください。 一見値段が高いんですが……、 でも通常で発注すると、本来、倍以上の価格以上かかるし、たくさんのそれぞれの道のプロフェッショナル達が(コンセプトを考えること、プレゼンすること、数人の作曲家やシンガーが「デモ」を作ることなどなど)関わることになることを考えるとその金額がかかっていくわけですが、今回は最小人数で制作します。