あなたの場所に演奏しにいきます、の楽しい企画の数々!
2018-07-06
クラウドファンディングの、「あなたのところに演奏に行きます」オファー。 これが、高いのか安いのか、もはやちょっと、わからない。私たちがどのくらい経費がかかるのかも、本当のところ読めない。でもそれでも、私たち、行きたいよね、いろんなところに行きたい。 ミュージシャンへのギャラの「最低価格」はある気がするけど相場は、それは内容によるんじゃないかしらと思うし、これで私たちが(たとえば東京での仕事オファーを断っていく場合も含め)赤字になりそうになったら、もし地方での演奏だったら、ツアーを組んで、何本かやろう!CDも買ってくださるかもしれないから、もう、勢いと気持ちで、どこへでも行こう!宿泊なんてどこでもいいよね! 古民家を見つけよう、蚊に刺されるけど本当に素敵な場所ばっかりだよ! そんなふうに、決めたけれど一見「20万もかー」ってなるような気がしていたこのオファー。 内容なこんな感じです。 宿泊・交通費はこちらで賄います。内容をお任せしていただくのも、いろいろプロデュースしていただくのも歓迎。事前に簡単なインタビューでご要望を伺います。 どんな催しでの演奏なのか、誕生日、結婚式でのサプライズやご両親のアニバーサリー、お店の周年イベントなど、一緒に企画をするのも楽しそうですね! なお、完成したCDにお名前クレジット(匿名可)させていただきます! 日程と内容と規模が決まっている場合は事前相談していただけたら幸いです。規模により使用機材に関 しては別途費用が発生する可能性があります。 こんな感じになってます。なんか堅い! でも、オノマトペル、2ステージでお客様入れ替えで演奏したって良い! なんなら、夜の時間帯は大人ステージ。夕方にもう一本、子供ステージ、または楽器作りワークショップをつけたって良い!オノマトペルをフルで活用してください。 昼間はできれば、その地域を観光したい、昼にライブになるんだったら朝方観光しようかしら。 ライブが終わったら、主催の人たちや地元の人たちといろんなお話をできる懇親会ができるなら、ぜひ、したい。その地域ともっっと近づきたい。 「観光情報」に載っていない、みんなが「ここはいいよ」「ここで食べな」っていう話をどんどん吸収して、きっと「また来てね」「また絶対来ます!」になって、その「また来る」ときのワクワクが曲や絵になって、広がっていくなあと思うのです。 具体的にどんな場所で演奏できるんですか? とか、じゃんじゃん聞いてください。 勝手に問いをつくって答えていきますが! ・どんな場所で演奏できますか? 電源と、みんなが聞くのに心地よい場所さえあれば、畑でも川の中でも。 たとえば20〜30人ぐらいのカフェだったら、私たちの持っている機材をあらかじめ会場にお送りします。みかん箱みたいなの1箱くらいです。 たとえば2000人ぐらいの野外だったら、機材をお友達から借りていきます。これは追加料金をいただこうかなと思いますが、機材はきっと4万円くらいだとしてもこの場合、PAの人を一人、雇用する必要がありそう。それと...その規模だと、きっと、人数整理の人や、チケットの発行、チケットを切る人…いろんなスタッフが必要そうだから、そのへんは相談が必要そうですね。 スタッフは別途…だとしても音楽面ではきっと、オファーの20万円プラス10万円ぐらいでできるんじゃないかしらと思います。 ・今までにどんな場所と企画で演奏しましたか? オノマトペルでの演奏は、まだライブハウスでのみ、なのですが、弾き語りで全国をまわりはじめた、横沢ローラが個人的に、少しずつご紹介します。 2018年、5月、ゴールデンウィークの会津喜多方、アスパラ畑での演奏! 「アスパラダイス」 東北野菜のカリスマ、江川コントラクターの企画ライブです。 お客さんは遠くは福岡から、東京から、、、全国各地から、キャンプや合宿スタイルで前の日入り。 朝7時からアスパラを収穫し、収穫したてのアスパラとバーベキューを楽しみながら、「畑で」ライブ。 電源は発電機を使いました。「電源を延長コードで引っ張るとしても...畑まで数百メートル…」と悩む私に、江川コントラクターの一言。「発電機ならあるんですけど...安定するかどうか不安で…」 私「発電機があるんですか!!!!!!??」江川「畑ですからね、だいたいみんなもってます」「みんな!?」 東京都のギャップに笑いが止まらない。 「安定しなくてもいいですよ!急に発電機が落ちたら、大声で歌います、みんなに近寄ってもらったらそれはそれで楽しいライブになりますよ!」といって決行。 最初、家族やまわりのひとたち、10人ぐらいかな…なんていっていたのに、60人近くの人たちが集まりました。 2018年、6月。徳島県神山「星降るツアー」。 神山でも非常に感度の高い、素敵な企画とフライヤーで、初めて行った時から恋におちたブロンプトンカフェでのライブ。星の専門家さんとのコラボライブ。星のお話と星空ライブ、それから山に星を見に行くツアー。 新緑の森のテラスにたくさん椅子を並べて、プロジェクターに満点の星をうつして、横沢ローラが20〜30分弾き語り。そして星の専門家が、ギリシャ神話と星座のトーク。 少し休憩してまた横沢の弾き語り、そして星の専門家の夏の星の見つけ方クイズ。終了後は望遠鏡で月をアップで眺めたり、少し冷えた体をブロンプトンの特製カレーとお酒とお茶で懇親会になりました。 こちらも、予想を超える50名以上の方の参加。 2017年の冬と2018年の6月は、東広島「志和堀」のほたる祭りに際して、ほたる荘ライブ。 この志和堀というエリア、赤い瓦のお城みたいな家々と、茅葺き屋根とが織りなす、世界遺産になったらいいのに!と思うような素敵な街並みが広がる場所なのです。 そしてほたる荘は、「図書館」なのだけど、広島大学の優秀な生徒さん、起業家となったOBたち、そして大学教授、地元の有志たちが形成するコミュニティとなっていて、冬の灯油ストーブをかこんだライブも本当に素敵だったのだけど、ほたる荘の一周年とのコラボ企画は夢のようでした。 昼は燻製パーティー。夕方に横沢ローラのライブとおいしいカレーと豚汁。夜は学生たちの「手作りプラネタリウム」、夜も更けた頃にみんなで川に散歩、100以上のほたるの群生….。 楽しすぎて前日泊、翌日も延泊して「本のある場所専門家」さんによるトークショーともう1日ほたるの川を見て帰りました。 つまり、場所なんてどこでも良いんです。 浅瀬の川にステージを作り、みんなで河原のあちこちに思い思いに椅子をならべて聞くのもいいなと思ったし、 大崎上島の港に荘厳に落ちていく瀬戸内海の夕陽をバックに、みんなでトワイライトのひと時を、ゴザや椅子を並べて聞くのも最高だろうな、と思ったし、 北海道の雪原に、手作りキャンドルランタンを飛ばしながらライブをするのも(絶対短くないと寒いや!)...、 軽井沢の教会の夕暮れ時にキャンドルを持って集まるクリスマスライブも…。 楽しいことはいくらでも作れる。地元の「ここがいいな!」ていう場所を教えてもらい、どうやってみんなにワクワクしてもらえるか、一緒に考えたらいいんだと思います! 今回の演奏オファーは金沢!!!!!! どうしても行きたかった金沢!今年中に、ひとりでもいくぞ!って思っている北陸。 あぁうれしい。どんなライブになるかな!打ち合わせも楽しみ! 勢いあまって書いちゃったけれど、もっと写真と動画つけて紹介したいな、ちょっと近日公開します!!