名プロデューサー 故清勝也氏の名言
2019-09-14
演奏をしていると時々何のために、誰のために演奏をしているのかわからなくなる時があり(俗に言うスランプかもしれません)その時に清氏にこのように教えてもらいました。 「まずは自分のためです。それは思い上がりであります。しかし思い上がりがなければアーティストにはなれません。次に聴衆のためです。それもものすごく思い上がりがなくてはできません。それらの思い上がりと傲慢さとそこからくる、苦悩のためでもあり、絶望でもあります。そのくらいに演奏することは、巨大な力と戦うのです。」 こう言われた4日後にお亡くなりになりました。
Guest
間もなく清さんの一周忌です。最期に彼が全力でプロデュースされた鳥羽咲音さんのリサイタルを聴かせて頂き感動しました。皆さんが清さんの音楽への情熱を引き継いでくださることをお祈りしております。片山由美子