ソロアルバム制作プロジェクト

活動報告

マスタリング終了!

2021-07-28

本日、マスタリングが終了し、プレスのため工場へ入稿されました。

通常は1~2日で済むマスタリングですが、今回は音のこだわり×多忙なエンジニア=2週間以上掛かりました。コンプレッサーを掛けた時に起こり得る事象がどうしても気になってしまい、それを解消するために時間を掛けました。

また、音楽の聴き方が多様化し、スマホからコンポ、本格的なオーディオ機器まで申し分ない音を提供することは至難の業。それぞれの再生機器で納得して、聴いてもらえるラインをマスタリングで探し続けました。

今回、なんでCD???と片付けてほしくないイメージがあって、その音楽性と世界観に見合う方法を選んでアルバムを作りました。

アナログ・レコーディングに始まり、それをデジタル化して編集し、マスタリングするまでのプロセスは、今の音楽制作において最高のプロセスだったと思います。まさにエンジニアの皆さんの職人技の塊みたいな音。曲を3分前後でまとめている時間軸もちゃんと持たせています(ここ、私らしさ出てます)。

厳しい社会情勢が続く中、私達のように表現活動する者は、テーマや世界観をより大事に、しかも押しつけがましくならないように作品作りを大切にしていくこと。それを今回のレコーディングを通じて、とても強く感じました。

マスタリング終了!

レコーディング・プロセス-3「マスタリング」

2021-07-23

ミックスの作業でいろいろとありまして、今は最終段階のマスタリングという作業に入っています。
配信がメインとなっている今、この作業は必要なくなっていますが、今回はCD制作なのでとても重要なプロセスです。

具体的には曲によって異なるボリュームや質感をCDというひとつのパッケージに収めて、バランスよく聴きやすくするための作業です。曲間もこのマスタリングで決めます。

今回のマスタリング・エンジニアは、元ドラマーということもあり、私が気にしていた音を同じように感じて、かなりの時間を費やして作業して下さっています。

やはり、アナログ録音の凄さ、太鼓の音のレンジの広さはこの段階においても脅威です。

例えば、デジタル録音の場合、音が大きすぎて歪んでしまうと聴けたもんではありません。
アナログの場合、録音レベルを設定して歪んでいなくても、レンジが広いのでコンプレッサーというエフェクトをかけて、ダイナミックレンジを狭くしないといろいろな障害が起きてしまいます。

しかし、コンプレッサーを掛けすぎると音の強弱=表現の豊かさが弱まってしまいます。
ここが太鼓のアルバム作り、レコーディングの難しさの極みと言えます。

ちなみに、曲ごとに販売される配信はマスタリングの必要性がないに等しいです。アルバムのコンセプトやストーリー性が重要視されないとも言えますが、ここにも音楽の在り方、アルバム作りの変化が如実に表れていますね。

さて、あともう少しだ!

ミニチュア桶太鼓の組み立て方

2021-07-17

クラウドファンディングのミニチュア桶太鼓は、本物の太鼓と縮尺は同じ。
皮は牛皮、ボディはほうの木で作られています。
その組み立て方を動画でご紹介!
私もなかなか手こずりましたが、本物の桶太鼓と同じ組み方をしているので、
太鼓叩きはめちゃ参考になりますよ!

音の好み

2021-07-06

ミックスの作業がまだ続いています。
長年愛用していたヘッドフォンが重低音をバイブし続けて勤続疲労のため、奮発して写真のヘッドフォンを購入しました。ドイツのゼンハイザーという会社のもので、世界中の音楽愛好家に愛され続けて10年!?取説が20か国語対応!
デジタルサウンドには不向きですが、オーケストラとかの低音の響きがナチュラルで秀逸。

ところで、音の嗜好って味覚以上に人それぞれだなと思っています。
ぶっちゃけ、味覚はおなか一杯=幸せに結びつきますが、音の嗜好は感覚の中でも知覚のエリアになるので、みんなお腹いっぱいで幸せ!的な終着点はないよな~と。

なので、ご紹介したヘッドフォンは「え!こんな甘い音が良いの!?」とか、パンチ不足と感じる人もいるでしょう。私もiPhone耳に慣らされているので、今回のレコーディングをしていても、「いかん、いかん。これでは雑味がなくなってしまう・・・除菌しすぎ。」

太鼓の音の良い意味でコントロールしきれない響き「らしさ」と「らしくない」曲作りが自分の音楽ということを再認識しています。

音の好み

レコーディング・プロセス -2「ミックスと空間」

2021-07-03

音を重ねていく多重録音(オーバーダビング)はとても楽しいのですが、音を重ねる分だけその空間も収録されるので音が籠ってしまいます。昔は「一発録り」だったので、オーケストラやジャズなどのアルバムは、その場にいるような臨場感を感じることができます。

デジタル化が進んでオーバーダブが当たり前になる中、ノイズが大幅に軽減された精密で無駄のない音作りが進み、空気感なんてノスタルジックな印象にすらなっています。きれいな音に仕上げるためにズレや雑音はできるだけ除去。なんでも除菌という社会現象とかぶりますね。

実は今回のアルバム"Soloist"は一発録りとオーバーダブの両方がありまして、しかも、収録場所も違います。これがなかなか面白いです!

出ている音を録るだけでなく空間を録る。これは映像にも言えることで、デジタルで音も絵も鮮やか指向になるのは良いのですが、私は空間を大事にしたいです。

レコーディング・プロセス -1「トラックとミックス、そして定位」

2021-07-02

何事もそうですが、そのプロセスが分からなければ、どのように大変なのか分からないと思うので、できるだけ簡潔にレコーディングのプロセスを連載してみたいと思います。

今回、”Soloist”=独奏者というアルバムタイトルですが、一つの楽器を演奏して完結している曲もあれば、いろいろな太鼓を一人で重ねている曲もあります。いずれにせよ、それぞれ録音した音をトラックと呼びます。そして、いくつかのトラックをバランスよく混ぜ合わせることをミックス、もしくはトラックダウンと言います。

独奏曲は演奏に問題がなければ、これらの作業はそれほどでもありませんが、いくつもの楽器を重ね録りした場合、ミックスという作業が大変重要になります。

例えば、私が写真の太鼓セットを叩く時は手前にいるので、左側に①が聴こえるのが自然ですが、アルバムとして聴く場合、お客さんと同じ側になるので①が右側から聴こえます。アンサンブルとなれば、大太鼓はセンター奥、かつぎ桶太鼓は左側手前、締太鼓は右側手前などの振り分けが必要になります。そうしないと、すべてが一緒くたになってとても聴きづらい音になってしまいます。これを音の定位と言います。

実はライブ空間においてもこれはとても重要なのですが、残念ながら、太鼓演奏の多くは見栄え重視で音の定位までつかめていないことが多いです。そして、今はミックスの真っ最中です。

レコーディング・プロセス -1「トラックとミックス、そして定位」

アナログ・レコーディングなのだ。

2021-06-26

今、レコーディングと言えば、デジタル録音が当たり前ですが、今回の私のアルバムはアナログで録音。
それをデジタル音源にしてミックスを行っています。
このアナログで録音した音が、実に素晴らしいのです!凄くわかりやすく言うと、オーガニックのお野菜とそうでないもの。天然ぶりと養殖ぶりの違いとでも言いましょうか。この作業が終わると、マスタリングという最終段階に入ります。配信だけならば必要ないのですが、CD化する場合、これでまた世界観が変わってしまう作業です。
次回は、このレコーディングのプロセスについてお話します。

アナログ・レコーディングなのだ。

充実!

2021-06-24

力技系の収録は終了。明日は軽業系の録音をします。
おかげさまで、どんだけ楽しんでいるんだ私は。というか、楽しませてもらっているんだ。
ご支援ありがとうございます。
この機会にレコーディングの流れなんてものをお伝えできたらと思います。お楽しみに。

充実!

全力でレコーディング!

2021-06-23

まず、総重量300kgを超えるフル機材を搬入することから始まりました。
実は2台ある大太鼓のどちらを持っていくか決めきれなくて、朝になって、
結局2台持ち込むことに。
演奏する機会が激減して、しかも、梅雨に入り、コンディションがつかみ
きれなかったのです。
でも、大太鼓は翌日の方が場に馴染んで音が良くなるので、今日は太鼓
セットのベーシックトラックをほぼ録り終えることができました。
これ以上、絞りだせないエナジーを絞り出し、レコーディングできる喜び。
まさに今日という記録を残せた一日でした♡

いよいよレコーディングスタジオへ

2021-06-22

昨日も明け方まで詰めてしまいましたが、これから機材を搬入し、レコーディングに入ります。
その日の「記録」と割り切ることが基本なのですが、この1年半があってか慎重になっています。
Soloistなので当たり前ですが、自分が叩かなければ何も始まらない。
色々な意味でこの1年半で内も外も変わったことを実感しています。行くぜ!

おつむでアレンジ

2021-06-20

今日は一歩も外に出ず、机に向かってアルバムの構成を考えていました。
他のミュージシャンがどうしているか分からないのですが、どうしてもライブのように
構成してしまいがちです。けれど、太鼓の生音は世界最強なので、それではあかんのです。
明日はスタジオに入ります。
クラウドファンディングの皆さんからのご支援は私の心を奮い立たせて、この1年半で
一番の集中力で過ごさせてもらっています。本当にありがとうございます!

で、スタジオ通い

2021-06-18

本日もスタジオへ。今回はこの4点セットを軸に作っています。
もちろん、大太鼓やチャッパも叩きますが、森の色彩はここに掛かっています。
ところで、今日は老舗の音楽スタジオが閉店したと聞いてショックでした。
音楽スタジオは防音設備とか電気容量とか初期投資が半端ないので、新規オープンは大変なこと。
こうして毎日スタジオに入っていることが貴重な時間だ。

で、スタジオ通い

連日スタジオ通い

2021-06-17

クラウドファンディングのご支援ありがとうございます。活動報告第1弾。
曲作りで連日スタジオに入る時は、スタジオの近くに倉庫を借ります。そして、車を運転しない私は、このようにホームレス的装いでカートに太鼓を積んで、倉庫からスタジオまで2ブロックほど運びます。どこの街かは言いません。

連日スタジオ通い